足の裏がかゆいスピリチュアル説は嘘?水虫や下肢静脈瘤の危険性を徹底解説
皮膚そのものに湿疹や菌が認められないにもかかわらず、足の裏の奥深くがムズムズとかゆい、あるいは熱感を覚えるケースがあります。この場合、血管系や神経系の異常が隠れています。
脚の静脈にある逆流防止弁が壊れることで血液が鬱滞する下肢静脈瘤は、典型的なかゆみの原因です。血液が足元に溜まると皮膚に十分な酸素や栄養が届かず、炎症物質が分泌されて「鬱滞性皮膚炎」を引き起こします。足の血管が浮き出ていなくても、深部静脈の不全によって足裏や足首周辺に執拗なかゆみが生じることがあります。
また、過度なストレスや疲労による自律神経の乱れも看過できません。自律神経は足裏の汗腺と末梢血管の収縮をコントロールしています。交感神経が過剰に興奮すると、局所的な血流障害や異常発汗(多汗症)が引き起こされ、知覚神経が過敏になって耐え難いムズムズ感(レストレスレッグス症候群に類似した症状)として知覚されるのです。
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