スマホアプリの礼拝時間は日本でズレる?計算方式の違いと正しい確認法を徹底検証
日本列島は南北に約3,000キロメートル延びている。この地理的広がりが計算をさらに難しくする。
沖縄(那覇・北緯26度)では年間を通じて薄明の揺らぎが少ない。一方で北海道(札幌・北緯43度)や旭川では、夏至前後の時期に深刻な高緯度地域計算問題が発生する。太陽が地平線下深く沈まない「白夜」に準ずる状態となり、天文学的なマイナス18度に太陽が達しない日が生じるのだ。
この現象下では、標準的な計算式が破綻してエラーを吐き出すか、深夜1時台や2時前にファジュル時刻が割り当てられる異常値が発生する。
このため、北海道をはじめとする東北・北日本エリアのモスク(札幌マスジド等)では、極端な夏季において「直近の観測可能日の時間を維持する」か、あるいは「日没から日の出までの時間を比例配分する(Nearest Latitude / Middle of the Night法)」という法学的な例外規定(ルクサ)を適用して時刻表を作成している。北日本へ赴く際は、アプリの自動算出に頼るのをやめ、道内のマスジドが公開する現地の調整済み時刻表を直接確認しなければならない。
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