小池栄子の芸歴年表とブレイクの軌跡|グラビア黄金期から現代の主演ドラマまで
バラエティタレントとして絶頂期を迎える中、小池栄子は20代半ばから「本気で芝居と向き合いたい」という強い衝動を抱くようになります。その覚悟が結実したのが、2008年公開の万田邦敏監督による映画『接吻』でした。無差別殺人犯に恋焦がれ、自らの人生を狂わせていくヒロインという極限の難役を演じきり、毎日映画コンクール女優主演賞やブルーリボン賞主演女優賞を受賞。批評家たちを唸らせました。
さらに2011年の映画『八日目の蝉』では、カルト宗教施設で育ち、心に深いトラウマを抱えながら主人公を追うルポライター・安藤千草役を熱演。抑制された感情の揺らぎを見事に体現し、第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞およびキネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を獲得しました。
かつて「元グラドルの片手間」という偏見の目を向けられることもあった映画界において、彼女は圧倒的な熱量とリアリズムでその色眼鏡を粉砕しました。公の場で見せた受賞のスピーチでも「お芝居がやりたいと叫び続けてよかった」と涙を浮かべて語るなど、この時期に女優・小池栄子のブランドは完全に確立されたと言えます。
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