富田林の海老芋が収穫最盛期!Gi認定ブランド芋の歴史と最新動向を徹底追跡
京都の伝統的な名物料理「いもぼう」。海老芋と棒鱈(ぼだら)を何時間も炊き合わせるこの料理において、一般の里芋で代用することは不可能です。
棒鱈は非常に硬く、完全に柔らかく戻しながら味を染み込ませるには長時間の煮込みが避けられません。通常の里芋であれば、途中でドロドロに溶けて形を失ってしまいます。しかし、海老芋は細胞組織が密に結びついており、棒鱈から出るコラーゲンや塩分、出汁を芯まで吸い込みながらも、美しい角を残したまま炊き上がります。この「味が驚くほど染みるのに煮崩れしない」という物理的特性こそが、海老芋が高級割烹で重用され続ける最大の理由です。
さらに、1つの種芋からたくさんの親芋・子芋が連なって育つ姿と、腰が曲がった海老に似た外観から、「子孫繁栄」と「長寿」を願う縁起物として、おせち料理や祝いの席には欠かせない存在となっています。
Tags:
海老 芋 里芋 違い