由紀さおりのトルコ行進曲スキャット歌詞はどう歌う?姉妹デュエットの神歌唱を徹底検証
世界的なソプラノ歌手である安田祥子と、歌謡曲界を牽引してきた由紀さおり。クラシック声楽とポップスという、本来であれば発声アプローチも響かせ方も全く異なるジャンルに身を置く2人が、なぜこれほどまでに完璧なハーモニーを奏でられるのでしょうか。
そのルーツは、2人が少女時代を過ごした「ひばり児童合唱団」にあります。幼少期に徹底的に叩き込まれたソルフェージュ能力と、正確無比なピッチ感覚が2人の共通言語となっています。さらに大人になって別々の道を歩んだことで、互いに唯一無二の武器を獲得しました。
安田祥子は、クラシック特有の豊かなビブラートと広大な音域、そしてフォルテシモからピアニッシモまでをコントロールする圧倒的なダイナミクスを保持しています。一方の由紀さおりは、ノンビブラートを基調としたストレートな発音、マイクを通した際のアタック感の明瞭さ、そしてジャズや歌謡曲で培った鋭いリズム感覚を極めました。
クラシック歌手同士の二重唱では音が重なり合って輪郭が溶けすぎてしまい、逆にポップス歌手同士ではクラシックの構築美を支える声量が不足しがちです。「クラシックの重厚な音響空間」の中に「ポップスの歯切れよいリズム」が突き抜けるこのハイブリッド構造こそが、世界中を探しても他に類を見ないオリジナリティを確立しています。
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由紀 さおり トルコ 行進 曲