写真でわかるApple Watchバンドの正しい外し方|裏側ボタンの位置とスライドのコツ
基本のスライド操作は同じですが、装着しているベルトの種類によっては、構造上の理由から「そのままでは横に抜けない」「手首から外しにくい」という特有のハードルが存在します。代表的な4つのタイプ別に、実践的な脱着のコツをまとめました。
| バンドの種類 | 構造の特徴 | 取り外し時の重要ポイント・注意点 |
|---|---|---|
| スポーツバンド | 2ピース構造(ピン&タック式) | 上下それぞれ独立しているため、基本通り1本ずつ横へスライドするだけで最も簡単に外せる。 |
| ソロループ / ブレイデッドソロループ | バックルや留め具がない伸縮1本型 | 輪っか状のため裏面のボタンに指が届きにくい。ベルトをぐっと横に倒して隙間を作るのがコツ。シリコンを強く引っ張るのは厳禁。 |
| ミラネーゼループ | ステンレスメッシュ+マグネット式 Loop | マグネット先端がラグ(金具)を通り抜けないため、片側を外した後にループを広げてからもう片側を抜く。本体への磁気吸着キズに注意。 |
| リンクブレスレット | 金属コマ連結+バタフライバックル | 【絶対ルール】そのままでは外せない。先にベルト内側のコマ外しボタンを押してベルトを2つに分離させてから本体のリリースボタンを押す。 |
ソロループの外し方:バンド自体を引っ張ると千切れるリスクあり
つなぎ目のない「ソロループ」や編み込み式の「ブレイデッドソロループ」は、輪っかになっているため、時計を平置きすることができず裏面のボタンが押しづらくなります。このとき、片側を先に外すためにゴムや繊維の部分を強く引っ張りながらスライドさせるのは避けてください。付け根の接合部に過度な負荷がかかり、裂けや伸びの原因になります。
外す際は、手首から時計を外した状態で、バンドの根元(硬い樹脂パーツ部分)を親指と人差し指でしっかり持ち、もう片方の親指の爪でリリースボタンを押してスライドさせます。片方が外れれば、もう片方は通常の2ピースバンドと同様に平置きして楽に外せます。
ミラネーゼループとリンクブレスレットの特殊な手順
金属メッシュの「ミラネーゼループ」は、ベルトの端にあるマグネットパーツが本体へ差し込む金具(ラグ)の隙間を通過しない設計になっています。まずは通常通り上下どちらかのリリースボタンを押して片側を抜き、次に輪っかを大きく広げるような体制にしてもう片側をスライドさせてください。なお、外した瞬間に強力なマグネットが時計の画面や背面に「バチン!」と張り付いて傷をつける事故が多発しているため、指でマグネット端を押さえながら作業するのが安全です。
さらに注意が必要なのが、純正の高級モデル「リンクブレスレット」です。このモデルだけは、最初にベルトを2つに分解しないと本体の溝から抜けない構造になっています。バックル(留め具)を開いた状態でベルトの裏面を見ると、コマとコマの間に小さなボタンが並んでいます。そのうちの1つを爪で押してベルトを左右2本に切り離してから、時計本体のバンドリリースボタンを押してスライドさせてください。