世界一画数が多い漢字の画像と書き順|たいと・ビャンの姿を本音検証
「たいと」が幽霊名字のような幻影を帯びているのに対し、生きた言語として現代のストリートを席巻しているのが、中国・陝西省発祥の幅広麺「ビャンビャン麺」に使われる「ビャン(biáng)」の文字だ。字体によって56画〜58画の揺らぎがある。
穴冠(あなかんむり)の下に「言」を据え、左右を「幺(いとがしら)」で挟み、その外側に「長」「馬」「長」、下部に「心」と「月」、そして全体を「辶(しんにょう)」で包み込む。この迷宮のような文字には、現地で古くから伝わる「書き順歌(順口溜)」が存在する。
「一点飛上天、黄河両頭弯(一点天に飛び、黄河両端で曲がる)」から始まるリズミカルな口伝に従うことで、現地の人々は50画を超える複雑な筆記プロセスの手順を保持してきた。食文化の世界的ブームが国際標準化機構を突き動かし、2020年3月にリリースされた「Unicode 13.0」のCJK統合漢字拡張G領域において、簡体字(U+30EDD)と繁体字(U+30EDE)の双方が正式登録された。現在では主要OSのアップデートにより、スマートフォンの画面でも文字化けせずに表示されるケースが急増している。
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