ザ・レイクスイート湖の栖の運営元は?ベルーナの高級宿戦略を徹底解剖
ザ・レイクスイート湖の栖は、もともと「カラカミ観光(現カラカミホテルズ&リゾーツ)」の創業地である洞爺サンパレスの別館・高級ブランドとして、2019年8月に誕生しました。全客室にレイクビューのテラスと温泉露天風呂を設けた設計は、大型大衆温泉ホテルが立ち並ぶ洞爺湖温泉街において、高付加価値型への脱皮を決定づけたエポックメイキングな宿でした。
潮目が大きく変わったのは2023年春です。コロナ禍を経た事業再編を進めていたカラカミ側から、株式会社ベルーナが隣接する「洞爺サンパレス リゾート&スパ」とともに同施設を電撃買収。同年9月1日から正式に運営を開始しました。
ベルーナといえば女性向けアパレル通販のイメージが先行しますが、実は2010年代半ばから不動産・ホテル事業を「第二の収益の柱」と位置づけ、銀座や京都、さらにはモルディブやハワイにまでホテル網を急拡大させてきました。洞爺湖のフラッグシップである「湖の栖」の獲得は、同社のホテルポートフォリオをシティ・ビジネス領域から最高級リゾート領域へと一気に押し上げる象徴的な一手でした。
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