木山裕策「Home」誕生の真相|がん宣告から紅白出場を果たした奇跡の軌跡を徹底解剖
リハビリを乗り越えた木山は、約束を実行に移すべく行動を起こします。2007年、日本テレビ系の音楽オーディション番組『歌スタ!!』へ応募。平日は会社員として働きながら、家族が見守る中でステージに立ちました。
そこで彼の歌声を聴き、その天賦の才を見抜いたのが音楽プロデューサーの多胡邦夫でした。多胡は木山の技術的な巧拙ではなく、歌声の奥にある人間味、父親としての温もり、そして生死の境を越えてきた者にしか出せない説得力に強く心を揺さぶられました。多胡は木山のために、実生活と心情を徹底的に反映させた楽曲制作に着手します。
こうして完成したのが『home』でした。番組内の最終プレゼン審査では審査員満場一致の札が上がり、メジャーデビューが確定。39歳にして大手レーベルからのデビューという、前代未聞の挑戦が現実のものとなりました。
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