Snow Man自己紹介ラップの新旧比較!歌詞の進化と阿部亮平の工夫を徹底解説
ここからは、2019年の9人体制版『紹介RAP 〜We are Snow Man〜』と、2023年の『Nine Snow Flash』における各メンバーの歌詞の進化とキャラクター性の変化を、最新作の紹介順に沿って一人ずつ比較・検証していきます。阿部亮平が仕掛けた韻の踏み方(ライミング)にも注目してください。
| 紹介順・メンバー(カラー) | 旧『紹介RAP』(2019年版)の要素 | 新『Nine Snow Flash』(2023年版)の進化 |
|---|---|---|
| 1. 岩本照(黄) | 体脂肪率・筋肉・『SASUKE』への情熱 | 甘党ギャップ・振付師(コレオグラファー)としての才能 |
| 2. 渡辺翔太(青) | 美容へのこだわり・シナモン(サンリオ) | 圧倒的なメインボーカル(美声・ビブラート)と5歳児のギャップ |
| 3. ラウール(白) | 成長期の身長・ダンスの爆発力・最年少の天使感 | パリコレ進出など世界的トップモデルとしての覚醒 |
| 4. 目黒蓮(黒) | 長身・モデル兼任・天然な一面 | 映画・ドラマを席巻する実力派俳優としての大ブレイクと漢気 |
| 5. 宮舘涼太(赤) | 貴族キャラ・セクシーローズ・殺陣とアクロバット | 料理番組でも活躍する「Party Time」のロイヤルな世界観の確立 |
| 6. 向井康二(オレンジ) | 関西仕込みのお笑い・ムードメーカー・泣き虫 | カメラ(Photo Boy)の才能、「動脈ピース」「マッサマン」等の発信力 |
| 7. 佐久間大介(ピンク) | アニメオタク・驚異的なアクロバットとジャンプ力 | 声優業への進出、他担狩りと呼ばれる憑依型パフォーマンス |
| 8. 阿部亮平(緑) | 気象予報士・上智大学院卒・クイズ番組での活躍 | インテリ枠の頂点に加え、ライブで見せる「あざとさ」の完全兵器化 |
| 9. 深澤辰哉(紫) | MC担当・モノマネ・三枚目キャラ(オチ担当) | クレーンゲームの達人・愛され最年長としてのリアコ(リアルに恋する)枠 |
1番手:岩本照〜3番手:ラウール(圧倒的華やかさで一気に引き込む序盤)
旧版では深澤辰哉がトップバッターを務めていましたが、『Nine Snow Flash』ではリーダーの岩本照が先陣を切ります。かつてはストイックな肉体美と『SASUKE』が中心でしたが、新版ではチョコレートやタピオカを愛する「甘党」という可愛らしいギャップと、グループの数々の名曲を世に送り出してきた振付師(コレオグラファー)としての実績が強調されています。
続く2番手の渡辺翔太は、美容番長としてのキャラクターを残しつつも、Snow Manの楽曲の屋台骨を支える「フェイク」「ハイトーンボイス」といったボーカリストとしての矜持が前面に出されました。そして3番手のラウールは、加入当時の「育ち盛りの少年」という描写から一変し、パリのランウェイを歩くトップモデルとしての気品と、ステージを支配するカリスマ性がリリックに刻まれています。
4番手:目黒蓮〜6番手:向井康二(個人仕事の拡大を象徴する中盤)
4番手に登場する目黒蓮のパートは、この数年間のSnow Manの知名度拡大をもっとも象徴する箇所です。旧版では「モデルもこなす」「実は天然」といった紹介でしたが、新版ではドラマ『silent』や映画『わたしの幸せな結婚』などの社会現象を経て、日本を代表する俳優へと成長した軌跡が織り込まれています。
5番手の宮舘涼太は、朝のバラエティ番組『ラヴィット!』などを通じてお茶の間にも浸透した「舘様(だてさま)」としてのロイヤルなキャラクターがさらに先鋭化。キラーフレーズである「Party Time」がコール直前に配置され、会場全体が貴族の舞踏会と化します。6番手の向井康二は、持ち前のトーク力や「みんなの万能調味料(塩麹よりも向井康二)」という鉄板フレーズのエッセンスを引き継ぎつつ、趣味のカメラを活かした「Photo Boy」としてのクリエイティブな側面と、誰もを笑顔にする太陽のような存在感が描かれています。
7番手:佐久間大介〜9番手:深澤辰哉(熱狂を最高潮へ導く終盤)
終盤の7番手・佐久間大介は、旧版では「アニメオタク」という趣味としての側面が強調されていましたが、現在では自ら主演声優を務めるまでに夢を叶えた実績と、普段の明るさからは想像もつかないほど妖艶なダンスでファンを魅了する「他担狩り」の異名が鮮やかに韻を踏んで表現されています。
8番手は作詞者本人である阿部亮平。旧版の「気象予報士」「院卒アイドル」という知性派アピールに加え、ファンから絶大な支持を得る「あざとい警察」のネタを自らリリックに組み込み、会場の黄色い歓声を誘う仕掛けを作っています。そして大トリの9番手を飾るのが最年長の深澤辰哉です。旧版では「顔がデカい」といじられる三枚目のオチ担当でしたが、新版では最後にしっかり曲全体を締めるポジションへと移動しつつ、やっぱり少し弄られながらもメンバーとファンから愛される絶妙なバランスで幕を閉じます。