手足口病の初期症状はどこから出る?急なビクつきは危険なサイン!見分け方を徹底解剖
手足口病の大部分は予後良好な疾患ですが、小児科医が最も警戒を強めているのが中枢神経系合併症です。特にエンテロウイルス71(EV71)が流行株である場合、ウイルスが血流や神経線維を介して中枢神経へ侵入し、無菌性髄膜炎、小脳失調症、急性脳炎、さらには急性弛緩性麻痺を引き起こすリスクが高まります。
重症化の最初期の警告灯となるのが、寝入りばなや安静時に発生する「急なビクつき(ミオクローヌス)」です。健常な乳幼児でも入眠時に軽いピクつき(入眠時筋収縮)は見られますが、病的なミオクローヌスは明らかに質が異なります。
「子どもが何かに強く怯えたように、両手を広げてビクッと飛び起きる」「浅い睡眠中に数分おきに全身を激しく痙攣させるようにピクつかせる」といった運動障害が反復する場合、すでに脳幹や脊髄に炎症が波及している疑いがあります。
以下の症状が1つでも重なった場合は、翌朝まで待つことなく、直ちに救急医療機関を受診してください。
- 発熱が3日以上持続する: 通常は48時間以内に下熱する手足口病において、高熱が長引くのは重症化の指標です。
- 頻回の嘔吐: 水分を一口飲んだだけでも噴水状に吐いてしまう場合、頭蓋内圧の上昇(髄膜炎の兆候)が疑われます。
- 意識障害・異常な傾眠: 呼びかけても視線が合わない、刺激を与えてもすぐに眠り込んでしまう、意味不明な言葉を呟く。
- 呼吸の異常・顔色の悪さ: 脈拍が異常に速く、肩で息をするような努力性呼吸が見られ、唇が紫色(チアノーゼ)になっている。
Tags:
手足 口 病 初期 症状