青木ヶ原樹海の現在が衝撃!夜間ドローンの「お戻りください」音声と外国人急増のリアル

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2026年8月の最新公開で特に大きなトピックとなったのが、ドローンによる英語アナウンスの本格導入です。日テレNEWS NNNやTBS NEWS DIGの取材によると、近年、富士山周辺を訪れる外国人観光客が爆発的に増加したことに伴い、青木ヶ原樹海へ足を踏み入れる外国人の姿も目立つようになっています。

昼間に認定ガイドを伴って自然散策路(遊歩道)を歩くエコツアーであれば何ら問題はありません。しかし現場の関係者が頭を抱えているのは、海外のSNSや動画配信サイトで拡散された「ミステリースポット」「ダークツーリズム」としての側面に刺激され、日没後や夜間に懐中電灯ひとつで遊歩道外へ立ち入る外国人が後を絶たないことです。

青木ヶ原樹海は、西暦864年(貞観6年)の富士山大噴火によって流れ出た膨大な溶岩の上に形成された、世界でも類を見ないほど若い原生林です。地表はゴツゴツとした溶岩(パホイホイ溶岩やアア溶岩)がむき出しになり、その上を分厚い苔が覆っています。一歩でも整備された遊歩道を外れると、以下のような深刻なリスクが待ち受けています。

  • 溶岩の亀裂と陥没穴(風穴):苔の下に深さ数メートルの穴が隠れており、踏み抜いて滑落・骨折する危険性が極めて高い。
  • 風景の同質性による空間識失調:360度どこを見ても似たようなうっそうとした木々と苔の景色が続くため、わずか数十メートル奥に入っただけで、自分が来た方向が完全に分からなくなる。
  • スマートフォンの電波減衰とバッテリー消耗:樹海内部でも場所によっては電波が入るようになったものの、地形の起伏や溶岩層の遮蔽により圏外になるエリアが存在し、夜間は急激な冷え込みでスマホのバッテリーが急速に失われる。

こうした背景から、従来の日本語アナウンスだけでは外国人立ち入り者への警告として機能しないケースが増えたため、上空のドローンから英語で「危険なエリアであるため、ただちに遊歩道へ戻るように」と呼びかける音声パターンが追加されました。自殺防止という本来の目的に加え、インバウンド観光客の遭難事故を未然に防ぐ「水際対策」としての役割も担うようになっています。

Marcus Vance

Marcus Vance

Cybersecurity & Digital Privacy Researcher

Marcus Vance is a cybersecurity auditor and technology writer dedicated to educating the public about online safety, data privacy regulations, enterprise security, and emerging cyber threats.

Tags: 青木 ヶ 原 樹海