浅草宿六の店主はフルート奏者?異色の三代目が継承する伝統の裏側を徹底追跡
近年、三浦氏は店舗での営業にとどまらず、大手コンビニチェーンのおにぎり監修やテレビ・ラジオなどの各種メディア出演、さらには海外でのワークショップなどへ精力的に活動の幅を広げています。老舗の暖簾を守る職人の中には外部展開を避ける傾向もありますが、三浦氏のスタンスは明確です。
「おにぎりは日本人の原風景であり、究極のコミュニケーションツールです。コンビニのおにぎりが進化すれば、それだけ多くの人がお米の美味しさに立ち返るきっかけになる。自分たちが浅草の小さな店で培ってきたノウハウを広く共有することで、米消費が落ち込む日本全体の『おにぎり文化』そのものを盛り上げたい」
暖簾の内側に閉じこもるのではなく、外に出て大衆食としての可能性を広げること。クラシック音楽の世界で伝統楽曲を現代の聴衆に向けて新しく解釈・演奏し直すように、三浦氏は「おにぎり」という日本の伝統芸能を現代社会の文脈へアップデートし続けています。
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