鳥の鳴き声「ちょっとこい」の正体は?早朝に響く不気味な声とコジュケイの生態を徹底解剖
大音量で鳴いているにもかかわらず、どれだけ目を凝らしても姿を確認できないことがコジュケイの不気味さに拍車をかけています。姿が見えない最大の原因は、彼らの徹底した地上生活と保護色にあります。
コジュケイはキジ科特有の性質として、飛翔があまり得意ではありません。危険を察知しても空へ飛び立つことは滅多になく、素早い脚力で地面を走り抜け、ササやシダが鬱蒼と生い茂る藪の中深くに身を隠します。身体を覆う赤茶色の羽や斑点模様は、林床の落ち葉や乾いた土に完璧に同化する迷彩機能を果たしています。
バードウォッチャーの間でも「声はすれども姿は見えぬ」の代名詞とされており、目撃できるのは農道の脇を猛スピードで横切る瞬間や、畑の隅で地面を掘り返して種子や昆虫をついばんでいるごく僅かな時間に限られます。
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