なぜ学校に先生がいないのか?トイレに行けない激務の裏にある制度的欠陥を徹底解説
「朝の登校指導から給食、昼休み、放課後の部活動まで、一歩も立ち止まることができない。水分を取るとトイレに行きたくなるため、勤務中は水を飲むのを我慢している」。現役の小学校教員が明かす日常は、現代の労働環境として過酷を極める。
民間企業であれば労働基準法第34条に基づき、所定労働時間に応じた休憩時間の付与が厳格に義務付けられている。しかし学校現場において、法律上の休憩時間45分間は実質的に存在しない。ログミーBusinessが報じた実態調査でも、公立小中学校の教員の約半数が「休憩時間0分」で勤務していることが浮き彫りになった。給食時間は児童への「食育指導」であり、アレルギー対応や誤嚥の監視に追われるため、教員にとっては気を抜けない授業時間と同義だ。さらに昼休みは児童のトラブル対応や遊びの見守り、委員会活動の引率に充てられる。
息を吸うようにタスクが押し寄せる。自分のデスクに戻る余裕すらない。膀胱炎を患う教員が後を絶たず、疲労とストレスで自律神経を崩して突然休職に追い込まれる教員が急増している。学校現場の多忙化は、もはや働き方の問題を超え、人間の生命活動を脅かす身体的危機の領域に達している。
Tags:
行け な いる な 先生