名所や庭園に学ぶツツジの手入れ|開花カレンダーと剪定の年間計画を徹底追跡
ツツジの剪定において最も重要な鉄則は、「花が咲き終わったら、とにかく早く切る」という一点に尽きます。具体的には、花がしぼみ始めた5月中旬から遅くとも6月上旬までの約1か月間が、最も安全な「花後剪定」の適期です。
なぜこの時期を逃してはならないのでしょうか。その理由は、ツツジが持つ「花芽分化期(はなめぶんかき)」の生体リズムにあります。ツツジは春の開花を終えると、すぐさま新しい枝(新梢)を旺盛に伸ばし、7月上旬から8月にかけて枝の先端に翌春咲くための花芽を形成します。もし7月以降や秋口に全体の刈り込みを行ってしまうと、目に見えない段階で形成された花芽を一網打尽に切り落とすことになり、「枝葉は茂っているのに花が全く咲かない」という事態に陥ります。
庭園管理者や植木職人の現場観察データでも、花後剪定が6月下旬以降にずれ込んだ株は、翌年の着花数が平年の30%以下に落ち込むケースが報告されています。「花が落ちたらすぐハサミを入れる」という迅速な行動が、翌春の満開を約束する最大の分岐点です。
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ツツジ の 剪定 時期