麗日お茶子の結末はどうなった?デクとの関係の結末とトガ戦の真相を徹底解剖
お茶子のヒロインとしての真価が最も発揮された名場面として、多くの読者が挙げるのがコミックス33巻(第323話〜324話)で描かれた「未成年の主張」とも呼ばれる拡声器での演説シーンです。
オール・フォー・ワン(AFO)に狙われる自身の「ワン・フォー・オール(OFA)」の宿命から周囲を遠ざけ、ボロボロになりながら単独行動を続けていた通称「黒デク」。A組の仲間たちの必死の説得によって彼を雄英高校へ連れ戻したものの、そこに待っていたのは「彼がいればここが狙われる」と恐怖し、デクを拒絶する避難民たちの冷たい視線と怒号でした。
その極限の緊張状態のなか、お茶子は自ら屋根の上へと飛び乗り、拡声器を握りしめて叫びます。
「彼もまた、今まさに学んでいる途中の高校生なんです!」「ここを…彼のヒーローアカデミアでいさせてください!」
泥だらけで血と汗にまみれたデクの姿を見て、「特別なんかじゃない!」と涙ながらに訴えたこの言葉は、パニックに陥っていた市民たちの良心を呼び覚ましました。インターン編で傷ついたプロヒーローたちの背中を見てきた彼女だからこそ、「超人として消費されるヒーロー」を「一人の人間」として市民の目線まで引き戻すことができたのです。アニメ版で声優の佐倉綾音さんが見せた、喉が潰れんばかりの迫真の演技も相まって、作品屈指の神回として語り継がれています。
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