コテは何ミリが正解?ミディアムのゆるふわ巻きに選ぶべきアイロン徹底比較
「カールがすぐ取れるから」と温度設定を180℃〜200℃に設定している人は、重大な過ちを犯しています。高温すぎる熱は髪内部のタンパク質を不可逆的に熱変性(タンパク質炭化)させ、髪の水分保持能力を奪います。結果として髪が硬化し、かえってカールが定着しにくいパサついた毛質へと悪化してしまいます。
髪の傷み防止とキープ力を両立する黄金温度は140℃〜160℃です。軟毛やブリーチ毛なら140℃、硬毛や健康毛でも最大160℃にとどめるのがプロの鉄則。低めの温度でも、アイロンを髪に当てる時間を「1箇所につき3秒」正確にキープすれば、熱は十分に髪の芯まで伝わります。
さらに重要なのが熱の冷却プロセスです。毛髪の結合は「熱が加わったときに緩み、冷える瞬間に形状が固定される」という物理特性を持っています。アイロンを外した直後の毛束はまだ熱を帯びており、この段階で触ったり引っ張ったりするとカールが伸びてしまいます。巻き終わった毛束は手のひらの上で2〜3秒丸めたまま熱を逃がすか、完全に冷めるまで一切触らない時間を設けるだけで、カールの持続力は劇的に跳ね上がります。
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