カムバックル式とラチェット式の違いは?用途別の通し方と強度比較・選び方を徹底検証
樹脂製コンテナやルーフラックで多用されるカムバックル式は、ラチェット式に比べて構造が直感的ですが、ベルトを通す方向を誤ると「引っ張っても全く摩擦が効かない」という致命的なトラブルを引き起こします。
カムバックル式の通し方は以下の流れで行います。
- バックルの可動レバー(プッシュボタン)を親指で強く押し込み、内部のギザギザがついたカムの歯を開きます。
- ベルトの先端を、バックルの「裏側(底部)」から「表側」に向けて差し込みます。表から裏へ通してしまうと、テンションがかかった際にカムの歯がベルトに噛み合わず、簡単にすっぽ抜けてしまいます。
- レバーを押したまま必要な長さまでベルトをスライドさせ、荷物に沿わせたらレバーを離します。
- バックル本体を手で押さえながら、出ているベルトの端を体重を乗せるように真横へ強く引き締めれば固定完了です。
アウトドアの定番であるトランクカーゴを車載する場合、フタのベルトガイド溝にカムバックル式ベルトを通すことで、横滑りを確実に防止できます。手締め特有の「締め付け緩み対策」としては、バックル直後の余りベルトを使って金具の根元に「ハーフヒッチ(半結び)」を1回〜2回掛けておく方法がプロの間で定着しています。万が一走行中の激しい振動でカムがわずかにスリップしても、結び目がストッパーとなってベルトの全開放を未然に防いでくれます。
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ラッシング ベルト 通し 方