近所のネパール料理店はなぜ増えた?インネパ店の謎と激ウマ本場メニューの全貌
こうした「本場ネパールの味」への希求は、もはや東京・新大久保などの大都市圏に留まらない。北陸や甲信越をはじめとする地方都市でも、目覚ましい地殻変動が起きている。
新潟市内で話題を集める「グルン(Gurung)」では、日本人向けに迎合したカレーソースの提供を思い切って絞り込み、ネパールのグルン族に伝わる野趣あふれるマトンカレーや手作りダルバートを主力に据えた。また、富山市に誕生した「ミテリ(Miteri)」は、現地直輸入のスパイスと丁寧な仕込みにこだわり、在日外国人だけでなく本物のエスニックを愛好する日本のフーディーたちから高い口コミ評判を獲得している。
地方都市にネパール人留学生や特定技能労働者が増加したことで、「同胞向けの本格的な味」を提供しても十分に採算が取れる商圏が形成された。そして、SNSを通じてその情報にアクセスした日本人客が店を訪れ、「これまでのインドカレーとは全く違う別次元の美味しさ」を発見している。ナンを主軸とした画一的なインネパモデルから、地域性や民族色を前面に打ち出した個性派ネパールレストランへのシフトは、全国規模で加速しているのだ。
Tags:
nepali restaurant near me