元サザン大森隆志が語る結成秘話とLove Affair誕生の時代背景を徹底解説
この楽曲の真の凄みは、胸を締め付ける切ない詞世界を、驚くほど軽快でドライヴ感あふれるビートに乗せている点にあります。基調となっているのは、60年代アメリカを席巻したモータウンサウンドの王道シャッフルビート。松田弘のタイトなスネアと、関口和之のうねるベースラインが、楽曲全体を前へ前へと推進させます。
イントロのきらびやかなブラスセクションに重なる大森隆志のギターは、前面に出すぎることなく、的確なオブリガートとコードカッティングで曲の輪郭を際立たせます。派手な歪みを使わず、クリーンかつ艶やかなトーンで空間を埋める職人技。これによって、桑田のメロディが持つ切なさが過剰な感傷に流されず、洗練された都会のポップロックとして結実しました。
原由子によるコーラスワークも極めて重要です。サビの裏で響く柔らかなハーモニーは、桑田のハスキーなメインボーカルに温もりを与え、罪悪感と情熱が交錯する主人公の感情の揺らぎを音響的に表現しています。派手なギミックに頼らず、演奏技術と緻密なアレンジの掛け算で構築されたアンサンブル。バンドがデビュー20周年に向けて到達した、ひとつの極致でした。
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サザン オールスター ズ love affair 秘密 の デート