胡蝶蘭を枯らす最大の原因は水やり?根腐れを防ぐ乾湿メリハリ管理法を本音検証
胡蝶蘭の育成における失敗のもうひとつの主因は、日光に対する誤解です。胡蝶蘭は明るい光を好みますが、強烈な光線には極めて脆弱です。
屋外や南向きの窓辺で直射日光に晒されると、葉の組織温度が急激に上昇して細胞が破壊される「葉焼け」を引き起こします。葉焼けした部分は白から黒へと変色し、二度と元には戻りません。葉焼け防止のための黄金律は、レースのカーテン越しの柔らかな遮光光(直射日光の約50〜60%遮光)が当たる場所へ配置することです。
室温管理に関しては、原産地の環境を念頭に置いた温度設計が不可欠です。理想的な生育温度は18℃〜25℃。冬越しにおける絶対下限温度は10℃(安全圏は15℃以上)です。冬場の日本の住宅で最も危険なのは夜間の窓辺です。昼間は日差しで暖かくても、夜間は放射冷却で氷点下近くまで冷え込みます。日中は窓辺に置き、夜間は部屋の中央へ移動させるか、段ボール箱を被せて保温するなどの寒さ対策を徹底してください。
エアコンの温風や冷風が直撃する位置も絶対NGです。人工的な乾燥気流は葉の気孔から猛烈なスピードで水分を奪い、株を数日で消耗させます。風通しの良さは必要ですが、それは空気が淀まないサーキュレーター等の緩やかな対流を意味します。
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胡蝶 蘭 の 育て 方