ホテル奥道後なぜDocomomo選定?根津耕一郎のモダン建築と壱湯の守の正体
モダニズム建築としての栄誉と最新鋭の改装が話題となる一方で、実際に宿泊したユーザーからはどのような評価が下されているのでしょうか。SNSや旅行予約サイト、建築ファンの口コミを横断的に検証すると、その巨大な構造ゆえの「熱狂的な支持」と「リアルな戸惑い」の双方が見えてきます。
- ポジティブな現場の声:「西日本最大級と言われる大露天風呂『翠明の湯』のスケール感が圧倒的。毎分400リットル湧出するpH9.4のアルカリ性単純硫黄泉(源泉かけ流し)の肌触りが最高」「廊下がどこまでも続くレトロモダンな空間が、まるで映画のセットのようで建築好きにはたまらない」
- ネガティブ・留意すべき声:「建物が横に長すぎて、端の客室から大浴場やレストランまで歩くのに5分以上かかる」「リノベーション済みの客室や別邸はピカピカだが、共用部の一部や未改装エリアには昭和の巨大ホテル特有の古さが残っている」
ここで興味深いのは、一般の旅行者が「移動距離が長くて不便」と感じるポイントが、建築ファンにとっては「根津耕一郎による全長400メートルの空間シークエンスを体感できる贅沢」へと完全に反転する点です。事前にこの建築的背景を知っているかどうかで、宿泊体験の満足度は大きく変わります。
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壱 湯 の 守