ホイットニーの名曲はカバーだった?オールウェイズラヴユー誕生秘話と原作者の真相を徹底解剖
映画『ボディガード』でホイットニーが放った爆発的なボーカルの印象が強烈なため、多くの人が「ホイットニーのために書き下ろされたオリジナル曲」と誤認しがちです。しかし、本作の作詞・作曲を手掛けたのは、米カントリーミュージック界の至宝ドリー・パートンです。
ドリーがこの曲を書き上げたのは1973年のことでした。当時、彼女は人気カントリー歌手ポーター・ワゴナーの音楽番組でデュエットパートナーとして活躍し、スターダムへの階段を駆け上がっていました。しかし、ソロアーティストとして自立を決意したドリーは、恩師でありビジネスパートナーでもあったワゴナーとの決別を迫られます。口論や契約のしがらみで泥沼化しかけた関係のなか、彼女が一晩で書き上げたのが「I Will Always Love You」でした。
つまり、この曲は男女の激しい恋愛の破局ではなく、「あなたを心から愛し、感謝しているからこそ、私はあなたの元を去らなければならない」という、誠実で気高い敬意を込めた決別のメッセージだったのです。ドリーが翌朝、ギターを抱えてワゴナーの目の前でこの曲を弾き語ったところ、彼は涙を流し、「これほど素晴らしい曲が書けるなら、君を引き留めることはできない」と快く送り出したという逸話が残されています。
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