缶チューハイと居酒屋サワーは何が違う?原材料ラベルとアルコール度数の違いを徹底比較

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2010年代半ばから市場を席巻したアルコール度数9%前後のストロング系RTDは、明確な転換期を越えた。急速な酔いをもたらす高濃度エタノールと甘味料の組み合わせに対し、国内外の医療機関や消費生活専門家から急性アルコール中毒や依存リスクへの警告が相次いだためだ。大手メーカー各社もCSR(企業の社会的責任)方針を見直し、高濃度RTDの新規開発を相次いで凍結または縮小している。

代わってRTD市場の主役に躍り出たのが、アルコール度数4, 5%前後の「無糖レモン」カテゴリーと、家庭で炭酸水割りの比率を自由に調整できる「レモンサワーの素」である。食事の味を邪魔しないキレのあるドライな飲み口が支持を集め、糖類ゼロ・プリン体ゼロをうたう健康志向商品が売り場の中央を占めるようになった。

だが、ここにも原材料上のトラップが存在する。「糖類ゼロ」や「糖質オフ」を掲げる缶製品の多くは、味の厚みを補うためにアセスルファムカリウムやスクラロースといった高甘味度人工甘味料を使用している。舌に残る特有の甘苦さを嫌う層は、甘味料不使用の完全無糖缶や、瓶入りのレモンサワーの素をプレーンソーダで割るクラフト的アプローチへと回帰している。

Maya Lin-Takahashi

Maya Lin-Takahashi

Consumer Tech & Gadget Reviewer

Maya is a hardware enthusiast who tests and reviews smart home devices, smartphones, wearables, and audio gear. She focuses on practical consumer value and build quality.

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