春に激増する猫の抜け毛トラブル!皮膚病の見分け方と飼い主のNgケアを徹底追跡
春の抜け毛シーズンに突入すると、部屋に毛が散らばるのを防ごうとして、飼い主側が過剰なケアに走ってしまうケースが目立ちます。しかし、オトナンサーの獣医師取材でも指摘されている通り、良かれと思って実践しているそのケアが、実は愛猫の皮膚トラブルを悪化させる「逆効果」になっていることが多々あります。
- NGケア1:金属製スリッカーやファーミネーターの過度な使用 ごっそり毛が取れる爽快感から、毎日何十分も強い力でブラッシングを続ける飼い主がいます。しかし、猫の皮膚は人間の約3分の1から5分の1という極端な薄さしかありません。ピン先が硬いブラシやアンダーコート除去用の刃付きブラシを毎日強く当てると、健康な成長期の毛まで引き抜いてしまうだけでなく、角質層が削り取られて皮膚のバリア機能が崩壊し、深刻な皮膚炎を招きます。
- NGケア2:抜け毛を洗い流そうとする頻繁なシャンプー 「洗えば一気に抜けるはず」と月1回以上のペースでシャンプーをするのも危険です。猫は本来、自らのグルーミングで清潔を保てる動物であり、過度なシャンプーは皮膚に必要な皮脂まで奪い去ります。乾燥した皮膚はアレルゲンや細菌の侵入を許しやすくなり、強烈なかゆみからさらなる抜け毛を誘発します。
正しいブラッシングの基本は、「猫が嫌がる前に終えること(1回3〜5分程度)」と「毛並みに沿って優しく撫でるようにとかすこと」です。日常のケアには、皮膚への当たりが柔らかいラバーブラシや獣毛ブラシを使用し、刃付きのアンダーコート用ブラシは換毛期のピーク時でも週1〜2回を上限とすることが鉄則です。
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