『ボトックスが効かない原因は薄めすぎ?湘南美容の持続期間と単位数のリアルを本音検証』
ネット上で囁かれる「湘南美容外科はボトックスを生理食塩水で水増ししている」という言説には、薬剤調剤のプロセスに対する誤解が含まれています。ボツリヌストキシン製剤は、バイアルと呼ばれるガラス瓶の中に乾燥粉末(フリーズドライ状態)として密閉されています。そのままでは注射できないため、施術直前に日本薬局方の生理食塩水を加えて溶解・懸濁させる工程が必須です。
重要なのは、臨床効果を決定づける変数が「液体の体積(ミリリットル)」ではなく「薬剤の有効量である単位数(Unit = U)」であるという点です。たとえば、1バイアルあたり50Uの製剤を1.0mlの生食で溶かしても、2.5mlの生食で溶かしても、バイアル内に存在する有効成分は同じ50Uです。高濃度・少量で打てば薬剤の拡散を抑えてピンポイントに作用し、低濃度・多量で打てば広範囲に広がりやすくなるという物性の変化は生じますが、総投与単位数が適正であれば麻痺効果そのものが消失することはありません。
現場のドクターによっては、内出血リスクを低減させたり表情の不自然なこわばりを防ぐ目的で、注入部位ごとに希釈濃度を細かくコントロールします。この「注入時の液体量」の多寡を患者が目視した結果、「シャバシャバに薄められている」という疑念や口コミにつながっている側面が極めて濃厚です。
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