Booking. Com詐欺の手口とは?公式チャット乗っ取りと二段階フィッシングの全貌

Explore expert answers on Booking. Com詐欺の手口とは?公式チャット乗っ取りと二段階フィッシングの全貌.

実際に被害に遭ったユーザーや、危機一髪で難を逃れた旅行者たちの証言からは、現場の混乱ぶりとサポート体制の課題が浮き彫りになっています。SNSや旅行掲示板、消費者相談窓口に寄せられたリアルな声を検証してみましょう。

ある30代の会社員男性は、家族旅行の3日前にスマホのブッキングドットコム公式アプリから通知を受け取りました。当時の状況について、男性はSNS上で次のように振り返っています。

「アプリのチャット画面を開くと、予約していたホテルのアイコンで『決済処理が保留になっています。12時間以内に認証しないとキャンセルされます』と英語と日本語の両方で届きました。すでに現地決済ではなく事前決済を済ませていたのでおかしいなとは思いつつ、ハイシーズンで今さら宿を取り直すのは絶対に無理だという焦りから、添付されていたURLを開きかけました。直前でホテルの公式サイトから直接電話して確認したところ『そんなメッセージは送っていない、システムが乗っ取られている』と言われ、背筋が凍りました」

一方で、実際にカード情報を入力してしまい、直後に数十万円の不正決済被害に遭ったケースでは、返金対応トラブルやカスタマーサポート連絡先の分かりにくさが二次被害とも言えるストレスを生んでいます。

被害者の多くが口を揃えるのが、「ホテル側は『ブッキングドットコムのシステムの問題だ』と主張し、ブッキングドットコム側は『ホテルの管理端末の過失だ』と主張して、責任の所在が宙に浮いてしまう」という問題です。また、クレジットカード会社に不正利用の補償を申請しても、「あなた自身がワンタイムパスワードを入力して決済を承認したため、重過失とみなされ補償対象外になる可能性がある」と通告されるケースもあり、解決までに数ヶ月を要する事例が報告されています。

Sophia Al-Mansoor

Sophia Al-Mansoor

Global Business & E-Commerce Reporter

Sophia analyzes international trade, startup ecosystems, retail transformation, and supply chain logistics for modern digital publications.

Tags: ブッキング ドット コム トラブル