八ッ場ダムの今と過去の歩み年表|激動の半世紀から人気観光地への全貌
かつての対立構造を乗り越え、いま現地で力強く推進されているのがインフラ観光です。工事中から行われていた「やんばツアーズ」は、ダムの構造や歴史をわかりやすく伝える見学事業として全国的な注目を集めました。完成後もその精神は引き継がれ、誕生した人造湖「八ッ場あがつま湖」を舞台に多種多様なアクティビティが展開されています。
観光の起爆剤となっているのが、湖面をダイナミックに疾走する水陸両用バスです。陸上からそのまま湖へと水煙を上げて突入するスプラッシュ体験は、家族連れや旅行者から絶大な人気を集めています。さらに、スタンドアップパドルボード(SUP)やカヤックなどの湖面利用、ダム堤体を間近に望む遊歩道の整備も進みました。
地域の胃袋と情報発信を支えるのが「道の駅八ッ場ふるさと館」です。名物の「八ッ場ダムカレー」をはじめ、地元野菜や特産品を販売し、休日は駐車場が満車になる盛況ぶりを見せています。また、管理支所や観光案内所で配布されるダムカードはコレクターの垂涎の的であり、高台に移転新装した川原湯温泉の各旅館へ足を延ばす導線としても機能しています。
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