塔ノ沢一の湯本館の客室写真と本音口コミ!大正ロマンの風情と温泉の実力を徹底解説
玄関をくぐると、艶やかに磨き上げられた飴色の廊下と、歴史を刻んだ木造建築特有の落ち着いた香りが旅人を迎えます。現在の本館は、大正6年に起工された木造4階建ての数寄屋造り。大正ロマン建築の粋を集めた造りとなっており、手吹きガラス特有の柔らかなゆがみを持つ窓ガラスや、職人の技巧が光る組子細工の欄間が今も現役で機能しています。
宿のすぐ裏手を流れる早川渓谷のせせらぎが、館内全体に心地よい重低音となって響き渡ります。一方で、文化財建築ならではの物理的制約も存在します。館内にエレベーターは設置されておらず、1階帳場から客室や浴場への移動はすべて木製階段を利用する必要があります。足腰に不安のある同行者がいる場合、予約時の客室フロア指定には細心の注意を払わなければなりません。
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